note Erik Satie:Le Piccadilly Marche

エリック・サティ

ピカディリー

エリック・サティ(1866〜1925)

フランス

ロマン派音楽

この曲は、ロンドンの大通りの名を冠した、ちょっとおどけたようなピアノ曲です。軽快なリズムに乗せて、オペレッタ風のメロディやミュージックホールの雰囲気が漂い、まるで賑やかな街角を歩いている気分になります。どこか古き良き時代のショーの幕間に流れていそうな、明るくウィットに富んだサウンドで、サティのユーモアがぎゅっと詰まっています。小粋な旋律が耳に残り、つい鼻歌を歌いたくなる親しみやすさが魅力。気取らないけれど洒落っ気たっぷり、カフェや劇場のざわめきが聞こえてくるような楽しさにあふれています。サティといえば不思議で静かな音楽を思い浮かべる方も多いですが、この曲はとてもポップで親しみやすく、気軽に楽しめるのが魅力です。

Erik Satie France ロマン派音楽 ピアノ曲 ピアノ独奏
Release:2007/07  Update:2025/09 Play:13,774

エリック・サティについて(Erik Satie)

西洋音楽の伝統に問題意識を持って作曲し続け、革新的な技法を平然と用い、様々な旋法を導入する手法の大流行に大きな影響を与えた。「音楽界の異端児」、「音楽界の変わり者」などと称され、ドビュッシーもラヴェルも、曲技法に影響を受けた事を公言している。

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